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| 「全ての答えは自然の中にある。それはどの生命をも苦しめないものである。」 この言葉は私達のポリシーの1つです。 その信念の元、あくまでも飼い主の立場で、飼い主のための情報共有の場として、このコンテンツを作りました。 『インフォ―ムド・コンセント』(医師が診療の目的・内容を患者に充分に説明し、同意を得てから治療を進める事)の必要性が問われている昨今、飼育している犬猫をはじめとする動物達を、大切な家族の一員として捉える方も多くなり、動物医療においても、そのニーズは高まってきています。 しかし、その子の事を1番知っているのは飼い主さん本人であるはずなのに、現実には、飼い主さんのほとんどが獣医さんまかせにしている事が多く、使われる薬剤や治療法の、効果や副作用も知らない場合が少なくありません。 言葉を話せない動物たちが相手であるがゆえ、的確な診断や治療が難しい場合も多く、誤診や医療ミスが起こりうる可能性も否めないのだから、すべてを医者まかせにするので無く、ある意味人間の場合以上に、充分な話し合いが必要であるはずですが、「こんな事聞いたら失礼かもしれない」「素人が口出しすべきではない」と多くの方が獣医さんに質問するのを遠慮したり、無関心であったりすることが多いように思えます。 その結果、残念な事に診断ミスによる不幸な事例も動物医療においては多々起こっているのです。 そこで、このコンテンツでは、利用する頻度の多い医薬品を例に、各々の利点と問題点を考え、私達飼い主も獣医さん任せにせずに自分達の愛する家族である犬猫に適したものを選んであげられるよう呼びかけています。また動物医療の問題点を探り飼い主さんへの情報公開を進めるため、犬猫問わず動物医療における体験談を募っています。 また、このコンテンツを作るに当って私達も調査を重ね、その過程で様々な疑問点にぶち当りましたが、獣医師の先生方、製薬会社の方々、免疫学博士の先生、環境・微生物学博士の先生を始め、各方面の関係者沢山の方々にアドバイス頂く事が出来たお陰で何とか形にする事が出来ました。ぶしつけな質問にも心良く答えて下さった皆様方にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。 今後もさらに調査を重ね、広く飼い主さんのための動物医療の情報の場となれるよう、内容も順次増やしていく予定です。飼い主さんと動物たちのための動物医療であるよう、私達も働きかけて参りますので、皆様も情報収集の場として御活用頂き、愛する家族である動物たちのためにお役立て下されば嬉しいです。 また調査の過程で、医薬品やワクチンの開発のため犠牲になっている動物たちの事を否が応にも考えずにはいられませんでした。尊い生命を犠牲にしているという事を医療現場に携わる方には決して忘れて頂きたくないし、その犠牲を無駄にしないように本当に誠心誠意を込めて生命を救うため努力頂きたいと心より思います。また冒頭の言葉通り、どの生命をも苦しめない医療が1日も早く実現し、動物実験がこの世から無くなりますように・・・ 飼い主さんと動物達、そしてすべての生きとしいけるものが健康で幸せでありますように、スタッフ一同お祈りしております。 ー医療薬やワクチン開発の為に犠牲になっている多くの犬猫・ウサギ・ラット・マウスを始めとする全ての動物達の冥福を心より祈ります。ー |
協力 / 日本の獣医療意識向上を目指す会 『シロの家』ネット・ワーク
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| はじめに-猫ワクチンが変わったよ バナゲンとは? 新しいワクチンの効果と不安点 パナゲンは効果が無いの? 獣医師さんと充分に話し合いをなされていますか? 国内猫3種混合ワクチン詳細 |
| 「はじめに−猫ワクチンが変わった!」 ワクチンは、人間においても動物においても、ウイルス病から身を守ってくれる頼みの綱です。近年は飼育している犬猫を大切な家族の一員として捉える方も多くなり、日本でも動物用犬猫ワクチンの接種率が向上して来ました。 そしてこの度、さらに強い免疫力を得るために開発された新ワクチンが発売され、16 年近く広く使用されてきた猫の3種混合ワクチン「パナゲンFVR C-P」に代わり、2001年度より流通するようになりました。 どんなワクチンであっても各々の個体により合う合わないはあるもので、アレルギーを起こす猫が全く居なかった訳ではないものの「パナゲン」は比較的安全なワクチンだと言われてきました。 しかし、近年白血病や猫エイズの猫が増え、免疫の弱まったこれらの猫を始めとして、「パナゲン」接種により、カリシウイルスに感染してしまう猫が出てくるようになったという説があったため、抗体価が高く感染の危険性の無いワクチンとして新しい「フェロ○○○○○」が登場してくるようになったのです。 確かに近年の伝染病の爆発的な蔓延や、時と共に抵抗力を付け進化して行くウイルスに対抗するため、ワクチンも進化の必要がある反面、我々飼い主にとっては、高い免疫力を持つワクチンを接種することによるアレルギー症状(副作用)に対しての不安があります。まだ新しいワクチンは日本においてのデータが少ない事もあり、アレルギーの出やすい子や老齢、幼齢の猫をかかえる飼い主にとっては尚更心配です。現に我々の回りでも新ワクチン接種後に体力的に弱い幼猫を始めとして発熱などのアレルギー症状を出す猫が増えています。 新しいワクチンの利点と、「パナゲン」の長年の安全性という利点を、またその他のワクチンを、各々の環境や猫の状態によって、獣医さんとの相談の上、選択できる状態が1番望ましいのですが、「パナゲン」を接種して欲しいとお願いしても動物病院や製薬卸業者ではすでに新しいワクチンが主流となっているようです。中には「パナゲン」の代わりに重篤なアレルギーを起こす可能性が高いと言われている他のワクチンを打たれた猫が、重い副作用を起こした例もあります。我々飼い主もワクチンの利点やリスクを知る事がまず必要です。無関心は飼い主として飼育している動物の健康を守る義務を放棄している事と同じなのだと知って欲しいのです。その上で我々も本当に生命に優しい医療を選択していけるようになりたいものです。 「パナゲン」とは・・・・・ 猫の場合、日本で長年使われてきたワクチンは「パナゲン」というワクチンです。これは昭和46年に共立商事から1種ワクチンとして猫のワクチンとしては国内で初めて発売されるようになり、昭和60年に現在の3種混合ワクチンとなりました。3種になってから今年で15年経ちますが、1番安全性が高いとして多くの動物病院で使用されてきました。しかし、さらに免疫面で強い効力が期待される新ワクチン販売に伴い2000年9月で共立商事からの「パナゲン」の発売が中止になりました。2000年10月より武田シェリング・プラウ アニマルヘルス株式会社から発売されるようになりましたが、今後も今までの様に動物病院で取り扱ってくれるかは、獣医さんや製薬卸会社の意向にも左右されるでしょう。 このページのTOP 「新しいワクチンの効果と不安点」 16年に渡って、広く使用されてきた猫3種混合ワクチン「パナゲンFVR C-P」が、新しいワクチンの販売に伴い、動物病院で扱われないようになってきています。 この原因の一つとして考えられるのは、「パナゲン」は抗体価を得てはいるものの、少数の個体(猫)に対して抗体価が上がらない(つまり免疫力が弱い)とのデータがあったためです。また、近年白血病や猫エイズの猫が増え、免疫の弱まったこれらの猫を始め、「パナゲン」接種により、カリシウイルスに感染してしまう猫が出てきたという事から、抗体価が高く感染の危険性の無いワクチンの研究が進められてきました。 そして、このたび、新しいワクチン「フェロバック○3」が国内で発売され、すでに2000年に入ってから「パナゲン」に代わって多くの動物病院で使用され始めています。 確かに、各都道府県、各地区によってそれぞれ環境は違い、伝染病の蔓延率、感染率も異なります。厳密に言えば何年何月〜何年何月にかけて、この地区ではこの伝染病が蔓延しているという事まで異なってきます。ですから環境や状況等によっては、「パナゲン」で充分に抗体を得る事が出来ない猫も居るかもしれません。また時と共に抵抗力をつけてくるウイルスに対抗していく必要もあります。そんな場合は確実に抗体が出来るよう新しいワクチンも必要かもしれません。 しかし、多くの飼い主に情報を開示されないまま、新しいワクチンの販売が開始されて数ヶ月。確実な抗体価と安全性を求められ開発されたワクチンは、理論の上では優れた効力と安全性が期待されるものの、発熱症状を始め深刻な副作用(アレルギー)を起こす猫がすでに私達の回りでも何例か出て来ています。 「フェロバック○3」は不活化(ウイルスを殺した後に、個体(猫)に摂取し感染させて抗体を得る)ワクチンですが、医学的な理論の上では、生きたウイルスを弱らせて接種する生ワクチンよりも、安全性が高いとされています。しかし、実際には、不活化ワクチンの多くが生ワクチンを主とする「パナゲン」よりも重篤な副作用が起こっているように思えます。副作用でも、発熱症状の場合はある意味、体がウイルスと戦って抗体を作ろうとしている現われであることも考えられ、一概に危険な事であるとは言い切れませんが、これら不活化ワクチンは接種後に歯茎が腫れて歯が抜け落ちたり、その後肝臓や腎臓が悪くなり死亡するという例があり、副作用と言ってもかなり問題があるように思えます。 勿論このような副作用症状が全ての猫に起こっている訳ではありませんし、これらはほんの一部の事なのでしょうが、まだ実際に現場での臨床データーが少ない事もあり、我々消費者は新しいワクチンの必要性や利点を認めつつもやはり不安を抱かずにはいられません。 体験談から気になった事 「フェロバック○3」の接種後の体験談を集めてみて気になる事があります。子猫は初年度生後2ヵ月目と3ヵ月目にワクチンを打ちますが、今年初年度ワクチンとして「フェロバック○3」を接種した子猫達が1回目では何ともなかったのに2回目の接種後発熱症状があったパターンが多いのです。 これがなぜなのか現在調査中ですが、恐らくアレルギー反応なのでは無いかと考えています。 例えば、蜂に初めて刺された時は体に蜂毒の抗体が無いため何ともなくとも、刺された事により体に抗体ができ、アレルギー反応の強い人はショック死することもあります。ですから蜂に刺された経験のあるアレルギー体質の人は注意しなければなりません。アレルギーというのはこのように、初回よりも2度目、3度目の方が怖い場合があります。 そんな事から、今年初めて「フェロバック○3」を打った猫達が来年追加接種を受ける時、アレルギー症状を出す子が増えるのではないか、と気になります。 「パナゲンは効果が無いの?」 確かに数字上のデータでは、「パナゲン」の抗体価は高くないものなのかもしれませんし、慢性鼻気管炎などでヘルペスウイルスやカリシウイルスを保有する猫は「パナゲン」を打っていても、他のヘルペスウイルスやカリシウイルス保有の猫との接触で症状がひどくなったり、ウイルスに対して他の猫よりも過敏になる事は実際あります。しかし、すでに病気を持っている子には「パナゲン」に限らずどんなワクチンを打っても結果は同じであり意味は無いと専門家は言っています。つまりこれは「パナゲン」だけの欠点では無いという事です。また稀に「パナゲン」接種によってカリシウイルスに感染してしまう猫がいると言われていますが、恐らく、近年ウイルス保有猫(猫エイズや白血病、伝染性腹膜炎など)が増えてきたことも一因であると思われます。病気を持っていても症状の出ていないキャリア猫の場合、健康そうに見えても免疫が弱まっている事もあり、その結果ワクチンによって感染してしまった可能性は否定出来ません。そうであれば「パナゲン」だけが感染の危険性があるとは必ずしも言えません。 どんなワクチンであっても各々の個体により合う合わないはあるものですが、我々の経験上、「パナゲン」は比較的安全で病気予防の意味でも充分に効力のあるワクチンです。 私達は沢山の猫と常日頃接する機会が多いですが、「パナゲン」を打ってある猫は(3種の)病気の子といっしょに居てもほとんど感染することはありませんでしたし、たとえ感染したとしても、ごく軽い症状が出るだけでそれもすぐに治まっていました。勿論これも個体差、地域差があり、一概に言い切れるものではありませんが、「パナゲン」で充分な免疫が出来ている地域の一般的な個体(猫)に対しては、それ以上に強く免疫を持たせるワクチンを摂取する事はあまり必要のない事ではないでしょうか。むしろ、必要以上の効力を求めることによる副作用の方が非常に心配です。特にアレルギーの出やすい猫にとっては大きなリスクとなるからです。 もちろん「パナゲン」でもアレルギーの出る子が居ない訳ではありませんが、それは他のワクチンに比べると本当にごく稀であったと思います。完璧ではないにしろ、自分達の体験上一番安全性が高く長年の実績がある「パナゲン」を数字上のデータだけで無くして欲しくはありません。 「獣医師さんと充分に話し合いをなされていますか?」 コンパニオンアニマル(伴侶動物)と、呼ばれるように成った昨今、動物医療に対しても『インフォームド・コンセント』(informed con-sent)={*医師が診療の目的・内容を患者に充分に説明し、同意を得てから治療を進める事*文献抜粋) の必要性が高まっています。 飼い犬や飼い猫の医療行為を行うのに当たり、獣医師さんと、充分にお話をしたいと思われている方は、沢山居られます。飼い主だけでは無く「インフォームド・コンセント」の必要を痛感し実践されている獣医師さんも居られます。しかし、実際にはどれだけの飼い主さんが、係りつけの獣医師さんと、充分な話し合いをされているでしょう?「聞きたくてもお忙しそうだから・素人の飼い主が考える事では無い・聞いても教えてくれなかった」等の理由で、なされていないケースが殆どのように思えます。 しかし、人間の様に言葉を持たない動物は、どこか悪くても「ここが痛い」等の説明をする事は出来ません。その子の状態を一番知って居るのは飼い主さん本人であり、また唯一の代弁者であるのだから、飼い犬や飼い猫に一番合った医療行為を的確に行う為に、飼い主さんも、獣医師さんとは充分に話し合いをするべきです。 例えばワクチン一つにしても、環境等により各々状況も違いますので、地区毎や各々の個体によって接種するワクチンを選ぶという事も必要不可欠な事です。 もちろんワクチンプログラムには専門知識が必要であり、どのワクチンが適切か判断するのは獣医さんになるのですが、複数のワクチンを所持し、ワクチン複暦の事 や、その土地に合った物、その子(犬猫)の生活環境をも、充分に考慮し、飼い主 さんと充分に話し合いをされてから、ワクチンを選び接種されている獣医師さんは、ごく少数であるようです。飼い主さんも全てを獣医さん任せにするのでは無く、動物を飼う以上、全ての事に責任を持ち医療行為についても勉強していくという姿勢が必要です。その上で飼い主さんと動物たち、獣医さんとの間に、より良い関係が育って行く事を望まずにはいられません。 このページのTOP |
| パナゲンFVR C−P | |
| 販売元 | 平成12年9月末まで、共立商事株式会社 平成12年10月1日から、武田シェリング・プラウ アニマルヘルス株式会社 |
| 製造元 | シェリング・プラウ アニマルヘルス社(アメリカ) |
| 承認日 | 昭和60年8月21日 |
| 剤 型 | 〔動生剤〕=生(乾燥)と不活化(液状)混用・3種混合ワクチン |
| 培養組織細胞名 | 以前はネコ腎細胞(猫の腎臓:伝染性腸炎に関して)とネコ舌細胞(猫の舌:ヘルペス・かリシに関して)、現在はネコ腎細胞のみ |
| 効能効果 | 猫ウイルス性鼻気管支炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の予防 |
| 副反応 | 〔販売元提示〕 (A) 接種後、まれに一過性の疼痛、元気・食欲不振、発熱、等を示す事があり、過敏体質のものではアレルギ―反応《顔面腫脹(ムーンフェース)・掻痒・じんましん等》又は、アナフィラキシー反応《ショック(虚脱・貧血・血圧低下・呼吸速迫・呼吸困難・体温低下・流涎・ふるえ・痙攣・尿失禁等)が起こる事があります。 備 考 このワクチンの特徴でも有るが、猫汎白血球減少症に対しては不活化を使用しているが、*アジュバントが使用されていないのが特徴で有り、利点。 パルボである、伝染性腸炎はアジュバントで、免疫助成を行わなくても、充分効果が上がるので、猫にとっては大変危険であるアジュバントを使用する必要が無いとされている。 (*アジュバンド=死んだウイルスを体内に導く「運びや」兼、細胞にくっつかせる「接着剤」みたいなものと捉えると分かりやすい。詳しくは「アジュバンドとは?」の欄を御参照下さい。) |
| フェロバックス3 | |
| 販売元 | 共立商事株式会社 |
| 製造元 | フォート・ダッジアニマルヘルス社(アメリカ) |
| 承認日 | 平成11年9月30日 |
| 剤 型 | 〔動生剤〕=不活化(液状)・3種混合ワクチン |
| アジュバント | 問い合わせたが、現在特許申請中の為、詳しくは回答出来ないとの事 ※その後の調査で「ミネラルオイルアジュバント(コポリマー加)と解る |
| 培養組織細胞名 | 問い合わせたが、現在「アジュバント」の特許申請中の為、詳しくはお話出来ないとの事 |
| 効能効果 | 猫ウイルス性鼻気管支炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の予防 |
| 副反応 | 〔販売元提示〕 (A) 接種後、アレルギー反応《顔面腫脹(ムーンフェース)・掻痒・じんましん等》又は、アナフィラキシー反応《ショック(虚脱・貧血・血圧低下・呼吸速迫・呼吸困難・体温低下・流涎・ふるえ・痙攣・尿失禁等)》が見られることがあり、それは接種後30分位までに発現する場合が多くみられます。 備 考 会社が明示している事意外の副反応を多く認められます。この要因として考えられるのは、恐らく、「フェロバックス3」の流通が一番多いと思われ、その結果他のワクチン以上に検証しやすいという点が挙げられと思います。 |
| フェロセルCVR | |
| 販売元 | ファイザー製薬株式会社 |
| 製造元 | ファイザー社(アメリカ) |
| 承認日 | 平成11年6月3日 |
| 剤 型 | 〔動生剤〕=生(乾燥)・3種混合ワクチン |
| 培養組織細胞名 | ネコ腎細胞(猫の腎臓) |
| 効能効果 | 猫ウイルス性鼻気管支炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の予防 |
| 副反応 | 〔販売元提示〕 (A) 接種後、まれに疼痛、元気・食欲減退、腫脹、発熱、嘔吐、下痢等を示す事があり、過敏体質のものではアレルギ―反応《顔面腫脹(ムーンフェース)・掻痒・じんましん等》又は、アナフィラキシー反応《ショック(虚脱・貧血・血圧低下・呼吸速迫・呼吸困難・体温低下・流涎・ふるえ・痙攣・尿失禁等)が起こる事があります。 備 考 一部で、「3年以上の効能を持つ」との、噂がありましたが、販売元に確認した所、「室温保持・滅菌された部屋(実験所)で飼われ、すでに本剤を接種している猫に対し、野生株(実際に我々の元で暮らしている猫が感染する病原体)を投与した所、7年効力が持続していたが、それが猫自身の抗体生産によるものなのかどうかは解らないまでも、とにかく発病はしなかった」という外国での報告があったそうです。 |
| 京都微研・フィライン−3 | |
| 販売元 | 株式会社 微生物科学研究所 |
| 製造元 | 株式会社 微生物科学研究所(国内) |
| 承認日 | 平成10年12月24日 |
| 剤 型 | 〔動生剤〕=不活化(液状)・3種混合ワクチン |
| アジュバント | 無水マンニト―ル・オレイン酸エステル加流動パラフィンからなる混用 |
| 培養組織細胞名 | ネコ腎細胞(猫の腎臓) |
| 効能効果 | 猫ウイルス性鼻気管支炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の予防 |
| 副反応 | 〔販売元提示〕 (A) 接種後、まれに一過性の疼痛、元気・食欲不振、発熱、嘔吐、下痢等を示す事があり、過敏体質のものではアレルギー反応《顔面腫脹(ムーンフェース)・掻痒・じんましん等》又は、アナフィラキシー反応《ショック(虚脱・貧血・血圧低下・呼吸速迫・呼吸困難・体温低下・流涎・ふるえ・痙攣・尿失禁等)が起こる事があります。 (B) 接種局所において、このワクチン成分により、どろっとした液体やオイルアジュバント(免疫助成剤)特有の免疫賦与(めんえきふよ=免疫を先天性に授かっている事)に伴う反応を生じ、その為猫によっては接種部位の皮下にしこりをつくる場合があります。 備 考 会社が明示している副反応以外にも認められる副反応が、他のワクチンより多いようです。 |
| フェリドバックPCR | |
| 販売元 | 明治製菓 |
| 製造元 | インターベット(ドイツ) |
| 承認日 | 平成10年2月26日 |
| 剤 型 | 〔動生剤〕=不活化(液状)・3種混合ワクチン |
| アジュバント | 水酸化アルミニウムゲルからなる混用 |
| 培養組織細胞名 | ネコ腎細胞(猫の腎臓) |
| 効能効果 | 猫ウイルス性鼻気管支炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の予防 |
| 副反応 | 〔販売元提示〕 (A) 接種後、一過性の腫脹が認められる場合があり、接種直後に一過性の副反応(疼痛・食欲不振・下痢・嘔吐)が、認められる場合があります。過敏体質の猫ではまれにアレルギ―反応、又はアナフィラキシ―反応が起こる事があります。 (B) このワクチン接種により、線維芽肉腫の発生率が僅かに高まるとの外国の報告があります。 |
| 猫用ビルバゲンCRP | |
| 販売元 | 大日本製薬株式会社 |
| 製造元 | ビルバック社(フランス) |
| 承認日 | 平成6年4月20日 |
| 剤 型 | 〔動生剤〕=生(乾燥)・3種混合ワクチン |
| 培養組織細胞名 | ネコ胎児肺由来細胞(猫の胎児の肺) |
| 効能効果 | 猫ウイルス性鼻気管支炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の予防 |
| 副反応 | 〔販売元提示〕 (A) 過敏な体質のものでは、まれにアレルギー反応、またはアナフィラキシー反応が起こる事があります。アナフィラキシー反応は、本剤接種後30分くらいまでにみられます。 |
| はじめに−白病ワクチンは必要か? 体験談より 白血病感染後の反応 白血病ワクチンのリスク 白血病ワクチン注意点 FeLV検査(白血病ウイルス感染症検査)は確実か? 国内猫白血病ワクチン詳細 |
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はじめにー白血病ワクチンは必要か? |

スタッフ後記
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「全ての答えは自然の中にある。それはどの生命をも苦しめないものである。」 この言葉は私達のポリシーの1つです。その信念の元、このHPを作りました。 |
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2000.11.25記載: nimravusの会員の方(2714さん)から、フェロバックス3、ワクチン一般について手紙をもらいました。ちょっとひどいです。次のとおりです。 「『フェロバックス3』」を接種、 (1)ワクチンのことは、かなり曖昧・不明なことが多いようです。 (2)書かれているフェロバックス3の副作用は、ひどいと思います。 猫のワクチンについては、確かに疑問点が多すぎるようです。 素人考えですけど、免疫というもの自体がむずかしいのだと思います。 いいほうに解釈すれば、いちどきに5種ワクチンを接種できるように、開発を進めているといえます。生ワクチンが不活化ワクチンより危険性があることは“定説”にはなっています。 |
○不活化ワクチン(死ワクチン)
病原体である細菌やウイルスを殺し(不活性にし)、毒性をなくし、免疫をつくるのに必要な成分を取り出してつくったもの。
不活化ワクチンの場合は、その病気の抵抗力を体で作るための成分を注射するので、その病気の感染は起こらない。
接種しても、病原体は体の中で増殖しないので、一定間隔で追加接種する必要がある。人間用のワクチンでは、百日せき、日本脳炎など。
○生ワクチン(弱毒性ワクチン)
病原体の毒性を弱めて、生きたまま使うもの。
ウイルスを培養していき、だんだん毒性を弱める。それを接種して、軽くその病気に感染させて抵抗力をつけるもの。
接種後から体内で病原体の増殖が始まるので、発熱や発疹などの軽い症状が出ることがある。
人間用のワクチンでは、BCG、ポリオ、はしか、風しんなど。
生ワクチンは副作用があるが免疫力があがりやすい。不活化ワクチンは、免疫力があがりにくいが、副作用が少ない。と、通常言われるが、これは一概には言えないらしい。
ワクチンの詳細情報
以下、農林水産省 動物医薬品検査所のホームページ(猫の医薬品)より
液状 不活化ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症混合/不活化ワクチン
| 品名 | 業者等名称 | 承認区分 | 承認日 | 用法用量 | 有効期間 |
| フェリドバックPCR | 社団法人 北里研究所 | 輸入医薬品 | 平成10年02月26日 | 生後8週齢以降の猫1匹あたり1mLずつ、2〜3週間隔で2回皮下に接種する。 | 製造後30カ月 |
| フェロバックス3 | 共立製薬株式会社 | 輸入医薬品 | 平成11年09月30日 | 8週齢以上の猫に1mLずつ2〜4週間隔で2回筋肉内又は皮下に接種する。追加接 種用として本ワクチンを使用する場合は、1mLを筋肉内又は皮下に接種する。 | 24カ月 |
猫白血病ワクチン/不活化ワクチン
| リュウコゲン | 日生研株式会社 | 外国製造医薬品 | 平成08年05月14日 | 1mlずつを9週齢以上の猫の皮下に15〜21日間隔で2回注射する。 〔参考〕本剤と「猫用ビルバゲンCRP」の同時異所注射については、フランス及びスイスでの本剤の使用説明書において可能とされています。 | 2年 |
| フィバキシンFeLV | 共立製薬株式会社 | 輸入医薬品 | 平成09年12月18日 | 9週齢以上の健康な猫の皮下に1mLを接種します。初回接種後3〜4週にさらに1mLを皮下 接種します。その後年1回、1mLを追加接種として皮下接種します。 | 製造後17カ月 |
油性アジュバント 不活化ワクチン *アジュバント=免疫助成剤
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症混合/不活化ワクチン
| “京都微研”フィライン−3 | 株式会社 微生物化学研究所 | 製造医薬品 | 平成10年12月24日 | 小分製品をよく振盪混和した後、1.0mLをネコの皮下又は筋肉内に3週間隔で2回注射する。 | 2年 |
凍結乾燥 生ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症混合/生ワクチン
| 猫用ビルバゲンCRP | 日生研株式会社 | 輸入医薬品 | 平成06年04月20日 | 乾燥ワクチンに添付の溶解用液を加えて溶解し、1mlずつを9週齢以上の猫の皮下又は 筋肉内に15〜20日間隔で2回注射する。 | 27カ月 |
| フェロセル CVR | ファイザー製薬株式会社 | 輸入医薬品 | 平成11年06月03日 | 乾燥ワクチンの溶解用液で溶かし、その全量(1mL)を9週齢以上の猫の皮膚に3〜4週間隔で2回接種する。 | 18カ月 |
混用
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症混合/生&不活化ワクチン
| パナゲンFVR C−P | 共立製薬株式会社 | 輸入医薬品 | 昭和60年08月21日 | 乾燥ワクチンに不活化ワクチンを加えて溶解し、全量(1mL)を猫の筋肉内に注射します。 3週間後に同様にして再度筋肉内に注射します。*猫汎白血球減少症が不活化、他は生。 | 製造後27カ月 |
どんな副作用があるのか
下記の農林省の「報告」では、死亡例などは載っていません。モニター獣医師からの報告ということなので、この「報告」が、猫ワクチンによる副作用をすべて表しているとは言えません。
赤字は「パナゲン」によるもので、これによっても、パナゲンでもかなり副作用があることがわかります。
| そのワクチンにあると、わかっている副作用 | 発熱、元気消失、食欲不振、注射部位の腫脹・硬結、顔面腫脹、下痢、嘔吐、浮腫を伴う結膜炎、食欲廃絶(4日間)、瞬膜浮腫、元気無・流涎、顔面腫脹・掻痒感 |
| 解明されていない副作用 | 右下顎リンパ節異常腫脹、歩行困難、沈鬱、舌・鼻鏡潰瘍(投与7日目)、 嘔吐・白血球減少、注射部位に腫瘤形成・徐々に肥大した後自壊化膿・元気食欲消失・削痩、腫大、 |
ワクチン使用での注意として、獣医師用に製品に記述されていること(例)↓
フェリドバックPCRの場合(不活化)
| 詳細情報2 | |
| 品 名 | フェリドバックPCR |
| 使用上の注意 | 【 一般的注意 】 (1)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (2)本剤は効能、効果において定められた適応症の予防のみに使用すること。 (3)本剤は要指示医薬品であるので獣医師の処方せん・指示により使用すること。 【 使用者に対する注意 】 誤って人に注射した場合は、直ちに医師の診察を受けること。 【 対象動物に対する注意 】 1.制限事項 (1)本剤の注射前には健康状態について検査し、異常を認めた場合は接種しないこと。 (2)対象猫が、次のいずれかに該当すると認められる場合には、健康状態及び体質等を考慮し、注射適否の判断を慎重に行うこと。 ・発熱又は下痢など臨床上異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中又は治癒後間がないもの。 ・交配後まもないもの、分娩間際又は分娩直後のもの。 ・妊娠中又は高齢のもの。 ・重度の皮膚疾患が認められるもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 (3)本剤を注射後、副反応(アナフィラキシー等)による事故を最小限にとどめるため、注射後しばらくは観察を続けること。帰宅させる場合は、なるべく安静に努めながら帰宅させ、当日は帰宅後も良く観察すること。 (4)注射当日から2〜3日間は安静に努め、激しい運動、交配、入浴又はシャンプー等は避けること。 2.副反応 (1)本剤の注射後、一過性の腫脹が認められる場合がある。 (2)本剤の注射直後に一過性の副反応(疼痛、食欲の不振、下痢又は嘔吐等)が認められる場合がある。 (3)過敏体質の猫では、まれにアレルギー反応、又はアナフィラキシー反応が起こることがある。アナフィラキシー反応は、本剤注射後30分くらいまでに見られる。 (4)猫ではワクチン注射により線維芽肉腫の発生率がわずかに高まるとの外国の報告がある。 (5)副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受けるように指導するとともに、副反応に対しては適切な処置を行うこと。 3.相互作用 (1)本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 (2)本剤と他のワクチンとの同時注射は避けること。また、本剤注射前に他のワクチンを注射している場合には、生ワクチンにあっては1カ月以上、不活化ワクチンにあっては1週間以上の間隔をあけること。なお、本剤注射後、他のワクチンを注射する場合は、1週間以上の間隔をあけること。 4.適用上の注意 (1)移行抗体価の高い個体では、ワクチン効果が抑制されることがあるので、幼若な猫への注射は、移行抗体の消失する時期を考慮すること。 (2)注射器具は、滅菌されたものを使用すること。薬剤による消毒又は他の薬剤を使用した器具は、使用しないこと。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸等を行った場合には、室温 まで冷えたものを用いること。 (3)本剤容器のゴム栓は、70%アルコール綿で消毒し、滅菌済みの注射針をゴム栓から刺し込み、注射筒内に吸引して使用すること。 (4)注射部位は、70%アルコール綿で消毒し、注射時に注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 (5)注射針は1頭ごとに取り替えること。 (6)開封して一度注射針を刺したワクチンは、速やかに使用し、使い残りのワクチンは、使用しないこと。 【 取り扱い上の注意 】 (1)アルミキャップでの切傷に注意すること。 (2)良く振り混ぜてから使用すること。 (3)外観及び内容に異常を認めたものは、使用しないこと。 (4)有効期限が過ぎたものは使用しないこと。 (5)ワクチン瓶は、破損する恐れがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (6)使い残りのワクチン及び使用済みのワクチン瓶は、消毒又は滅菌後適切に処分すること。 【 保管上の注意 】 (1)小児の手の届かない所に保管すること。 (2)直射日光、高温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 |
猫用ビルバゲンCRP の場合(生)
| 詳細情報2 | |
| 品 名 | 猫用ビルバゲンCRP |
| 使用上の注意 | 【 接種上の注意 】 (一般的注意) 1.本剤は、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎及び猫汎白血球減少症を予防するために使用します。猫以外には使用しないで下さい。 2.本剤は、本使用説明書の「用法及び用量」に従って、健康な猫に使用して下さい。 特に鼻腔内及び経口的には接種しないで下さい。 (次の猫には接種しないこと) 本剤の注射前には、必ず対象猫について問診または視診等の方法によって健康状態を 調べ、次のいずれかに該当すると認められる場合には、注射を行わないで下さい。 1.妊娠中のもの(承認事項) 2.重篤な疾病にかかっていることが明らかなもの 3.重篤な心不全状態にあるもの並びに急性期、増悪期の腎不全状態にあるもの (次の猫には慎重に接種すること) 1.発熱等臨床上異常が認められるもの 2.疾病の治療を継続中または治癒後間がないもの 3.明らかな栄養障害があるもの 4.以前にワクチン注射により、アレルギー様反応等の異常な副反応を呈したことがあることが明らかなもの 5.授乳中のもの 6.1年以内にてんかん様発作を呈したことがあることが明らかなもの (副反応) 1.過敏な体質ものもでは、まれにアレルギー反応、またはアナフィラキシー反応が起こることがあります。アナフィラキシー反応は、本剤注射後30分位までにみられます。 (接種時の注意) 1.本剤には他の薬剤を加えて使用しないで下さい。 2.本剤と他のワクチンとの同時注射は避けて下さい。また、本剤注射前に他のワクチンを注射している場合には、生ワクチンにあっては1か月以上、不活化ワクチンにあっては1週間以上の間隔をあけて下さい。なお、本剤注射後、他のワクチンを注射する場合には、1週間以上の間隔をあけて下さい。 3.注射器具は、乾熱または高圧蒸気等で滅菌したもの、あるいは市販の滅菌済みのものを用い、薬剤による消毒または他の薬剤に使用した器具は使用しないで下さい。なお、乾熱または高圧蒸気滅菌等を行った場合は、室温まで冷えたものを用いて下さい。 4.乾燥ワクチンの溶解は、乾燥ワクチン及び溶解用液のゴム栓の注射針穿刺部分を70% アルコールで消毒し、滅菌済みの注射器具等で溶解用液を乾燥ワクチン瓶内に注入し、よく振盪して均質に溶解して下さい。 5.溶解したワクチンは、滅菌済みの注射針をゴム栓の注射針穿刺部分から刺し込み、注射器内に吸引して下さい。 6.注射部位は、70%アルコールで十分消毒し、猫の疼 |