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| ●カリシウイルスが原因で起こる。このウイルスには多くの形があります。 |
●軽い感染症で済むタイプから呼吸器に重い障害を引き起こす様々なタイプがあります。一般には「猫かぜ」とも言われています。
●感染経路は直接接触と空気感染があります。
猫の涙、だ液や鼻汁などの接触感染。感染猫はくしゃみをよくしますが、それが感染源にもなります。
●扁桃線に感染すると長期間持続します。
●ウイルスは環境中での抵抗力が強いため、直接感染の他に人間が媒介することもあります。手、衣服、食器などからも感染します。 |
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●潜伏期は1〜3日(2〜10日との資料もあり)、湿度の高い環境下で1週間くらい生存できます。かかり始めはくしゃみや鼻汁など猫鼻器官炎ウイルス感染症と同じような症状です。感染したタイプで症状に大きな差が生じてきます。
●呼吸器の他に口の中の粘膜に感染し、口内炎や舌炎をおこして口が痛くてご飯が食べられなくなってしまうことがあります。口内、鼻、舌に水泡ができ、やがて破れて潰瘍状態になります。(口腔潰瘍) よだれを流します。 ●結膜炎や結膜浮腫なども発症します。ほとんど2次感染が起きます。猫ウイルス性鼻気管炎と混合感染すると悪化します。 ●肺炎を併発すると死亡することもあります。 ●ウイルスの形によっては呼吸器異常は見られないものの、筋肉痛や関節痛、足の指の間に潰瘍が出来たりします。
回復した猫の一部は<キャリア>状態になり健康そうに見えてもウイルスを保有しています |
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一般にはワクチン接種の経歴などから、症状などと相互に判断します。各種検査を行う必要もあります。確定診断を求めるときは検査機関で抗体検査や特殊な方法によりウイルスを確認しますが通常行うことはありません。
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●治療はどちらも同じで、抗生物質の内服をして細菌の二次感染を抑えます。目やに・涙が出ているときには目薬も使用します。体を抗ウイルス状態にするためのインターフェロンを感染初期に使用すると効果がありますが、体にウイルスがすでに入り込んで悪化している状態では効きが弱くなります。 ●発熱や口内炎で食欲が無くなっている状態では脱水が起こり、余計に体が弱っていきます。食欲がない時には皮下注射を続けた方がいいです。症状にあわせて、解熱剤,抗炎症剤、咳止め、点滴、栄養剤の投与などの対症療法を行います。 ●どちらの病気もワクチンによって抵抗力をつけることができます。また、外ネコの社会では普通に蔓延している病気ですので出来るだけ外に出さないように飼育してあげた方が、健康面ではおすすめ。 早期に治療を解しすれっば死亡率が高くなることは無く、ワクチンの未接種の幼猫や老猫は肺炎を併発して重篤な状態になることもあります。
【消毒】猫の体外では、乾燥した所で8日間、湿った所では10日間活性。クレゾール、塩素系消毒剤(ハイター、ブリーチ、ミルトンなど)。消毒用アルコールは効かない。

●ワクチンでの予防しかありません。猫カリシスウイルスが猫の体内に侵入しても,ワクチンにより免疫が出来ていれば発症することはありません。あるいは仮に発症しても軽症ですみます。猫ウイルス性鼻気管炎、猫汎白血球減少症との3種混合ワクチンを必ず接種しましょう。

●治療は獣医師に任せるしかありません。自宅では発病した猫は時折大量の猫カリシウイルスを排出しますので、他の猫への感染に十分注意が必要です。
●排泄物や食器、敷物などは焼却処分、あるいは消毒剤(次亜鉛素酸ソーダ、逆性石鹸,アルコールなど)でよく消毒をします。
●退院(この病気は病院によっては入院治療を行わない所もあります)あるいは通院できるようになったら、消化がよく栄養価の高い食餌を与え、獣医師から指示された投薬はきちんと行いましょう。
●また、暖かく十分な湿度を保った環境を整え、汚物などはこまめに処理して清潔な環境を整えることが重要です。
●動物病院には液体やペースト状の栄養剤などがありますので、食欲が無い時はそれらを処方してもらうことも出来ます。
●この病気に一度かかって完治した猫には、体内に免疫ができます。そして再発はほとんどありません。しかし完全に治っていない場合はこのカリシウイルスが体内に残っています(持続感染)。わずかなウイルスが排出されています。他の猫の感染源にもなりますので、十分の注意が必要です。獣医師の指示に従ってください。 |
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猫インフルエンザ(猫呼吸器症候群)と呼ばれるのは、ほとんど猫鼻器官炎ウイルス感染症(ヘルペスウイルス感染症)か、猫カリシウイルス感染症です。他にオウム病クラミジアなどが関連することもあります。感染した猫は一様にひどい風邪にみえます。完治しても【キャリア】になることが多いので感染しないような予防が必要です。

写真提供: にほんまつ動物病院 |
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俗に言う「猫風邪」と呼ばれる病気が存在します。これはいくつかのウイルスや細菌などが単独あるいは複数感染することにより起きます。正式には猫の呼吸病症候群とか上部気道感染症候群などと呼ばれ、人間で言うといわゆる「感冒:風邪」と同じと考えていただければ良いでしょう。この症候群の中のひとつで最も大きな原因がこの猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)です。この病気は猫カリシウイルス感染症と混合感染することが多いようです。
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| ヘルペスウイルスの感染です。感染は病猫との直接的な接触や飼育者の手や食器などを通した間接的な接触と考えられます。このウイルスは猫科の動物のみに感染します。 |
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| 潜伏期は2〜14日、猫の体内に侵入したウイルスの数で変わります。感染猫のくしゃみや鼻汁から空気感染しますが24時間以上生息できません。また、一般家庭で使用される消毒剤でウイルスを死滅させることができます。くしゃみや食欲不振、体温の上昇、目の充血などで軽症であれば2〜3週間くらいで治ります。重症の場合は再発性の猫ウイルス性呼吸器病の徴候を示すことがあります。症状は呼吸音が大きく、くしゃみや鼻汁をよく出します。子猫(特に幼猫)がかかると重症になりやすく早期発見、適切な治療が必要です。脱水症状を起こし、最悪の場合は肺炎を起こします。 |

一般にはワクチン接種の経歴などをお聞きして、症状などと相互に判断します。各種検査を行う必要もあります、確定するまでには検査機関を信頼して抗体検査や特殊な方法によりウイルスを確認します。
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今のところヘルペスウイルスを殺せる薬はありません。一般には細菌の二次感染を防止するために抗生物質の投与、解熱剤、抗炎症剤、咳止めなどを症状にあわせて処方します。点滴や栄養剤の投与、点眼液や点鼻液の投与、場合によってはインターフェロンが用いられることもあります。 一度発症すると、回復しても<キャリア>になることが多く、健康に見えてもストレスを受けるとウイルスを排出します。感染猫は一応健康ですが他の猫に対しては感染源となります。
【消毒】逆性石鹸、クレゾール、イソジン、消毒用アルコール、塩素系消毒剤。熱湯消毒。 |

ワクチンでの予防しかありません。猫ヘルペスウイルスが猫の体内に侵入しても,ワクチンにより免疫が出来ていれば発症することはありません。あるいは仮に発症しても軽症ですみます。猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症との3種混合ワクチンを必ず接種しましょう。
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猫汎白血球減少症は、猫の伝染病の中で最も感染率が高く、死亡率が高い病気のうちの一つです。猫伝染性腸炎とか猫バルボと呼ばれることもあります。世界中で発生しています。昔は猫ジステンパーとも呼ばれていましたが現在はこの名前は用いられていません。血液検査で白血球の数値が減少することが多々あるため白血球減少症と呼ばれています。
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| パルボウイルスで感染します。このウイルスは抵抗力があり伝染力が強い病原体です。病猫との直接的な接触や排泄物、唾液、吐物を口にすることによる経口感染で感染します。全ての猫科の動物に感染しアライグマやミンクなども感染することがあります。 |
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潜伏期は2〜9日、感染した猫のだ液、排泄物、嘔吐物に大量に放出されます。非常に強いウイルスで自然界で1年くらい生存します。人間の衣服などに付着し次々に猫へ感染していきます。白血球が極端に少なくなる病気で、嗜眠、40℃以上の高熱、食欲不振などで喉が渇いているのに水を飲まない、嘔吐、腹痛、下痢、脱水症状などがみられます。感染した母猫から生まれた子猫も感染しています。症状が見られるのは生後2週間位してからです。 体力のない子猫や老猫が感染すると1日で死亡する場合もあります。 |

一般にはワクチン接種の経歴などをお聞きして、症状などと相互に判断します。血液検査により白血球の数値を測定して減少していれば仮診断での治療となります。もちろん白血球が減少する原因は他にもありますので、一般状態を知るための各種検査を行う必要もあります。糞便を用いた簡易判定が可能な病院もあります。 確定するまでには検査機関を信頼して抗体検査や特殊な方法によりウイルスを確認します。
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今のところバルボウイルスを殺せる薬はありません。一般には細菌の二次感染を防止するために抗生物質の投与、症状にあわせて解熱剤、抗炎症剤、整腸剤、制吐剤など処方します。点滴や栄養剤の投与などの対症療法が用いられます。場合によってはインターフェロンが用いられることもあります。 ワクチン未接種幼猫(特に5ヶ月以下の仔猫の死亡率は90%)や老猫は特に死亡率が高いので十分な看護が必要です。強い生存力を持ったウイルスなので、もし感染した猫が死亡した場合でも、新しい猫を飼うのは6ヶ月以上後にするようにします。
【消毒】強力。乾燥、太陽光線(紫外線)、熱処理でも、なかなか活性が失われない。排泄物とともに自然界に出たウイルスは1年以上も感染力を持つ。数年ということもある。塩素系消毒剤(ハイター、ブリーチ、ミルトンなど)。消毒用アルコールは効かない。 感染猫が使用したタオルや毛布は焼却処理。
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| アイン動物病院おすすめの、パルボウイルスを完全に殺菌する消毒剤です。 |
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| 猫コロナウイルス |
潜伏期は数日〜数ヶ月、だいたい14日くらいと云われていますがはっきりしません。感染猫との接触や感染猫から排泄された唾液や鼻汁、糞便や尿から直接的に、または汚染された物から間接的に経鼻あるいは経口感染すると考えられます。 猫コロナウィルスには腸炎を起こす腸炎性コロナウイルスがあります。 |
| 6か月から3歳のネコに多くみられ、比較的ゆっくりと進行し発病後は死亡率の高い病気です。また、この感染症はチータなどのネコ科の野生動物にもみられます。感染しても発症するものは少ないのですが、発症した場合はそのほとんどが死亡します。 |
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| 発症すると症状が出て回復までに時間がかかるのが特徴で長いと数ヶ月かかります。初期は発熱(39℃以上)、食欲不振、下痢、嘔吐、脱水症状、貧血などで徐々に衰弱していきます。やがて次のどちらかの症状があらわれます。 |
| 滲出型(ウエット-湿性型) |
お腹に水がたまる腹部膨満、胸郭内に水がたまると呼吸困難になります。痛みはほとんどありません。発症したネコの大部分が腹水や胸水がたまる滲出型といわれるこのタイプです。感染後数週間から数か月後に元気や食欲がなくなり、発熱し、お腹の周囲が膨大してきます。
そして腹水と胸水がたまってきます。 腹水と胸水の両方がみられる場合と、どちらか片方がみられる場合とがあります。
そして呼吸困難、貧血、脱水、黄疸や下痢などの症状がみられます。 |
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| 乾燥型(ドライ) |
腹水や胸水がたまらないタイプガ実質型(非滲出型)といわれるタイプです。様々な臓器、器官が侵されます。特に肝臓、腎臓、腹膜、眼、中枢神経系(運動機能低下、麻痺など)が侵されます。この非滲出型は、発症までの経過は滲出型とほぼ同様です。
症状としては、中枢神経系や眼に病変がみられます。
神経症状として、脳や脊髄に炎症がおき運動失調や行動異常、痙攣、意識障害、そして後ろ足の麻痺などがみられます。
また眼がおかされた場合には、眼の中に浮遊したものがみられたり、眼の各部に炎症がおきて失明することもあります。 |
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●Fivでは4ヵ月齢までの子猫の場合、陽性でももう一度検査を 子猫の場合、猫エイズ陽性と判定されても、4ヵ月齢未満なら、“移行抗体”である可能性があります。永久歯の生える5,6ヵ月齢以降にもう一度検査すること。陰性に変わる場合があります。 言ってみれば、感染母猫から、幻の陽性反応をもらっていて、子猫時代はそれが出るということのようです。 また、母猫が感染猫の子猫の場合、生後3ヵ月過ぎてから検査したほうがいいようです。 |
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【治 療】 ●現在はFIPの治療法はありません。また、病気の進行を遅らせる確立された治療法もありません。まれに、自然治癒や自然緩解するものもありますが、発病したらほぼ致死的です。 集中的な支持療法(体腔液の排液・静脈点滴・栄養支持・輸血・二次感染予防のための抗生剤)と看護。 緩和的化学療法を積極的に行ってもそれに反応する猫は1割もいません。
【予 防】
予防注射は日本にはありません。(アメリカでは実用されています) 感染予防が最良の方法です。
そこで感染ネコとの接触を断つため、ネコを自由に外出させないことが第一です。
免疫性の病気なので感染した場合は環境に配慮します。ストレスを避け栄養を与えるようにします。体の免疫反応を抑えるためのステロイド剤が治療の中心となりますが、それでも致死率は非常に高いものとなります。特効薬は残念ながらありません。 猫の白血病ウイルスや後天性免疫不全症ウイルスや呼吸器感染はFIPの危険性が高く、FIP発症への信仰を決定する重大な原因のひとつであり、これらとFIPの混合感染が多く見られます。
【消毒】猫の体外では、室温で24時間で不活化する。逆性石鹸、消毒用アルコール、イソジン、塩素系消毒剤(ハイター、ブリーチ、ミルトンなど)。 |
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赤血球に原虫が感染して直接の貧血の他、免疫系を刺激して自己免疫性貧血を起こさせる病気です。ケンカや吸血昆虫を介して移るといわれています。ネコ白血病と関連していることもあります。 
症状は貧血、発熱、脾臓腫大、元気・食欲の低下、体重減少などです。 発症して回復してもウイルスのキャリアとなりストレスにより再発が見られることがあります。 抗生剤と点滴、時に輸血を行い治療します。

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